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赤い屋根保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 赤い屋根保育園
所在地 〒234-0054 横浜市港南区港南台5-3-1
電話番号 045-833-9991
評価年度 平成28年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2017年01月01日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成28年6月28日 ~平成28年9月30日
全職員が参加し、職員会議などを通して検討を重ね、その結果を園長がまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
第1日目平成28年11月8日 、第2日目平成28年11月11日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長、職員2名に面接ヒアリングし、および子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成28年9月14日 ~平成28年9月30日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成28年11月08日、11日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
・立地及び施設の概要
赤い屋根保育園は、JR根岸線港南台駅より徒歩8分の、横浜市港南台地区センターや横浜市立港南台ひの特別支援学校に隣接した一角にあります。周囲には閑静な住宅地域が広がっています。園は2004年11月1日に開設され、0歳から5歳児を定員120名で受け入れ、現在129名が在席しています。
園の入り口には専用の駐車スペースを設けてあり、また、隣の地区センターが利用していない時間帯の地区センター駐車スペースも使うことができます。園の近くには樹木や自然を有する公園があり、子どもたちの発達に合わせて、日常の散歩で利用しています。園舎の南側には陽光を遮るものがない2,000平方メートルを越える園庭を有し、築山やジャングルジム、鉄棒、砂場、アスレチックなどを配置して、子どもたちは自由時間には思いっきり走り回っています。
 
・特徴
園は「モンテッソーリ教育」を取り入れ、さらに「英語教育」も実施して、子どもの自主性を尊重し、自分で選択する機会をできるだけ多く与えるように職員は努めています。また園は地域子育て支援センターを受託して、地域への保育専門家としての貢献にも努めています。

【特に優れていると思われる点】

1.一人一人の思いを受け止める保育
職員は日常の保育でカリキュラムに固執せず、一人一人の子どもの気持ちを大切にし、子どもの自発性を生かした保育に徹しています。子どもの発言に時間がかかっても、辛抱強く聞いたり、気持ちを伝えられずに我慢しているときは、職員が抱きしめるなどして子どもを受け止めています。結果として、子どもは毎日生き生きとした生活ができています。 

2.年齢に見合った発達を前提とした異年齢児保育の実践
全職員で保育のすべてを検討した20ページ(A3版)に及ぶ保育課程を作成し、年齢に見合った子どもの発達の姿を明確にしています。その上で、3~5歳児は日常的に異年齢児の3クラスで過ごしています。子どもたちが家庭的な雰囲気で暮らしているような園生活の環境を作るために、3年間かけて試行錯誤を繰り返してきました。その結果、クラスの中でお互い助け合ったり、教え合うことが自然にできています。この中で保育課程が実践されているか、職員は密に情報交換し、一人一人の子どもを支援しています。

3.子どもの自由な発想を育てる保育環境の工夫
各保育室には年齢に見合った玩具、教材、絵本を分散して、どれでも手に取りやすい形で提供しています。また、年齢や発達、子どもの興味に合わせて遊べる場を、保育室内のコーナーや室外のホールや階段下に設けています。製作でも子どもの発意でセミに興味を持てば図鑑で調べてセミの木を作ったり、子どもの考えを取り入れて劇遊びの魔法使いのお面を製作したりしています。園庭には、運動機能を伸ばす遊具や実の成る色々な樹木、小動物がいる池があって、子どもたちは自然の中で自由に遊べる環境で過ごしています。

4.積極的な地域貢献
園は入口門の壁に、『みんなであそぼう こそだてひろば 赤い屋根保育園 当園では、育児に関する様々な支援をしています。一人で悩まないで、気軽に相談してくださいね。●育児相談 ●親子サロン ●園庭開放 ●育児講座 ●園児との交流 電話番号』と書かれた大きな看板を出し、地域の子育て世代に利用を案内しています。特に、「一時保育室」「親子サロン室」など特別の部屋を設けて、地域の親子を常時迎え入れる体制ができているほか、2階の広い遊戯室を使った、離乳食講座、外部講師による歯磨き指導、わらべ歌で遊ぼう、アートで遊ぼう、などの講習会には多くの地域の子育て世代が参加しています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】

1.人材育成ビジョンの早期確立を
園には、入職年数、保育経験年数に対して「期待される保育スキルレベル」を明記した「人材育成ビジョン」がありません。基礎職位、中堅職位、上級管理者職位別の育成ビジョンの策定が期待されます。

2.園と保護者の情報交換の工夫
園では保護者の子どもの送迎時に適切な情報交換ができるように、引き継ぎノートを作り、職員のシフト間で保護者への伝達事項を引き継ぐようにしています。今回の利用者アンケートで「送り迎え時のお子さんの様子に関する情報交換」の項目で、否定的回答が合わせて16%に達していました。子どもの生き生きとした状況を保護者に伝えられる工夫を期待します。