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霞台保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 霞台保育園
所在地 〒240-0014 横浜市保土ヶ谷区霞台41-5
電話番号 045-331-0877
評価年度 平成28年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2017年03月27日
結果に要した期間 9ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成28年6月1日~平成28年11月25日
全職員が一人一人自己評価したあと、それらを基に副園長と主任でまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成29年1月11日 、第2日目平成29年1月13日 、第3日目平成29年1月16日
評価調査員が本園を2日間、分園を1日訪問し、現場観察、書類確認、園長、副園長、主任、職員2名に面接ヒアリングし、および子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成28年8月25日 ~平成28年9月10日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成29年1月11、13、16日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
・立地および施設の概要
JR保土ヶ谷駅西口から保土ヶ谷税務署を左に見て右折し、住宅地の上り坂を約10分歩くと、左側に霞台保育園分園さくらんぼがあり、その建物の右側に上り道があり、それを上った静かな住宅地に囲まれて本園があります。
本園は昭和24年3月、現園長(副園長、主任の母親)が個人で開園したもので園の歴史は古く、平成17年3月に社会福祉法人みどりのこみち会を設立し、経営を法人経営に移管しました。
現園長は現在地で当園開園以来従事し現在に至っています。
・園の特徴
園理念は、『保育園の仲間は「愛される」ことを知り、「愛する」ことを伝え続けていきたい』とし、運営方針として「心を育てる」を目標に、キリスト教を通して感謝の心が育つように保育をしています。
園児定員は80名で、本園に2歳以上の4クラス60名、分園に0、1歳の2クラス20名という小規模活動の利点としてスタッフが全園児のことを理解して、家庭的な関わりが持てるようにしています。
保育士に対して「先生」呼びをしないことで、園児・保護者との距離を近くするようにしています。

【特に優れていると思われる点】
1.園長による現場主義での職員教育
職員教育に当たっては、園制定の「スタッフ必携」の読み合わせや、年2回外部講師を招いての研修を行っていますが、特徴的なことは、園長による日頃の現場での現場主義教育が行われて効果を挙げていることです。園長は殆ど毎日、本園・分園の各保育室を回り、自身の長い保育実績から、保育現場で子どもたちに対する保育士としてのあり方、また、保護者に対するあり方などを教えています。その結果、今回の保護者アンケートでは「園と保護者の連携交流」項目の平均満足度は98%と高く、また、「職員の対応について」の項目では、(アレルギー児のことを知らない保護者もいるのでその項目は省いて)平均満足度は99、5%でした。

2.保護者とのコミュニケーション
本園園舎の配置は園庭の北側・西側に保育室が並んでいて、保護者は園庭南側門から園庭に入って各保育室に行きます。どこの保育室も、一旦部屋を出れば園庭と園の前景が目に入ります。園長はもとより全保育士がお迎えに来る全保護者と全園児の顔・名前を知っていて、送迎時間には園長も園庭や廊下にいて、保育士と一緒に保護者に挨拶しています。担任は保護者からの質問がある前に子どもの今日のエピソードを話すようにしています。このような状況から、保護者アンケートの「送迎時にお子さんの様子に関する情報交換」では、満足度が98%と高い満足度が示されています。

3. 食事を豊かに楽しむ工夫
0、1歳児(分園)の食事は、ファミリールームで年齢ごとにテーブルにつき、職員がそばについてお話しながら落ち着いて食事が取れるように支援しています。 厨房はファミリールーム室に隣接して調理員は子どもたちの喫食状況を常に見ることができ、子どもの様子から調理方法や盛り付けに工夫しています。お代わりは子どもが厨房まで自分で「お代わりください」とお皿を持って行きます。食事が終わると、厨房の調理員に「ごちそうさまでした」と声をかけ、自分で食器を片づけています。子どもたちは給食に使うジャガイモや人参を洗い、園庭で育てた野菜トマトやインゲン、なすなどを収穫して調理室で料理してもらい食べて、食への関心を持てるようにしています。

4.法人経営状況の透明性
設置法人である社会福祉法人みどりのこみち会では、法人運営の社会的透明性が重要であるとの認識のもとに、財務諸表一式をホームページに掲載して公開しています。これにより園児保護者をはじめ関係者の、園と園運営に対する経営的信頼が確かなものになっています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】
1.入園前後の全保護者に対する面接
園では現在入園前後の保護者面接が、希望する保護者と園が必要とする保護者との面接のみ行っていますが、入園後の保育に活かすため、全園児の保護者と面接を行い、園児の生育歴や家庭的背景などを把握することが必要です。今後の検討が望まれます。

2.特別な課題のある園児の個別指導計画の作成                    
園では現在特別の課題のある園児(障がい児を含む)の個別指導計画を作成していません。特別の課題を持つ園児の課題特性を十分に把握し、その上で発達成長状況に沿って、当該児のあるべき個別指導計画を作成することが望まれます。

3.地域支援機能の発揮を 
現在園として、園の専門性を発揮した地域との交流がありません。園は地域の一員であり、子育て支援をはじめ地域のニーズを把握して、園の専門性を活かした分野で地域支援機能を発揮することが望まれます。