本文へジャンプ - トップメニュー|検索
トップページ > 健康福祉局 > 横浜市 よこはま福祉ナビ > 福祉サービス第三者評価 > 白幡保育園 第三者評価結果 保育分野(保育) 総括(平成28年度)
白幡保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成28年度)

基本情報

施設名 白幡保育園
所在地 〒221 -0004 横浜市神奈川区西大口93
電話番号 045-401-1246
評価年度 平成28年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2016年12月26日
結果に要した期間 7ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成28年5月23日~平成28年9月15日 
全職員で自己評価に取り組み、職員会議で検討し、園長・副園長・主任が最終的にまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成28年10月18日 、第2日目平成28年10月25日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長、職員2名に面接ヒアリングし、および子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成28年9月1日~9月15日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成28年10月18日、25日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
・立地および施設の概要
社会福祉法人聖徳会 白幡保育園は、昭和49年に開園し、今年で42年目を迎えた歴史ある保育園です。JR横浜線大口駅、東急東横線白楽駅からいずれも徒歩13分の静かな住宅地の一角にあり、近隣には大小の公園が点在し、散歩や園外活動に利用しています。敷地面積約1,152平方メートル、鉄筋コンクリート造2階建の園舎で、木々に囲まれた広い園庭、ウッドデッキ、ベランダ、人工芝を敷き詰めた屋上園庭があり、定員90名のところ現在103名が在籍しています。

・園の特徴
当園では、子どもの「自主性」「創造性」「社会性」「柔軟性」を育てることを保育目標とし、「一人一人の発達に見合ったきめ細かな保育を行っていくこと」「安心して子どもを預けられるように、保護者の気持ちに寄り添い配慮していくこと」を運営方針としています。子どもたちは、豊かな自然環境のもとで散歩や戸外活動を充分に楽しみ、幼児クラスでは週に1回、体育指導員による「体操教室」、4歳からは和太鼓に取り組み、12月の発表会で保護者に披露しています。遊びを通してのさまざまな活動、人と人との関りを大切にしています。

【特に優れていると思われる点】

1.充実した戸外活動
園内の恵まれた環境を活かし、天気の良い日には、ほとんど戸外に出て、子どもたちは自らが主体的に遊びを選び、また職員も子どもたちと一緒になってボール遊びなどを行っています。木々に囲まれた広い園庭では、鉄棒、丸太遊具、三輪車などの遊具遊びや、ボールゲーム、かけっこなど、屋上園庭ではプールや水遊び、ウッドデッキやベランダでは、2~5歳児が滑り台をしたり、自分の好きなおもちゃを持ち出したりして遊んでいます。また、園外への散歩の際には、散歩記録簿に「ねらい」と「子どもの姿と気づき」を必ず書くことにしており、「秋の自然を肌で感じながら行く」「動物や自然物に反応し、声を出して喜んでいた」など、年齢に応じて、目的をもった散歩を行い、その結果の子どもたちの様子で、評価・反省も常にできるようにしています。

2.子どもたちが自由に遊べる環境と充実したおもちゃや絵本
おもちゃ、絵本、教材などは、低い棚に置き、自分で取り出して遊べるようにしています。幼児クラスには、知育ブロック、乗り物、パズル、ゲームなどがあり、子どもの発達に応じて他のクラスからおもちゃを借りたり、デッキで一緒に遊んだりしています。また、幼児クラスの廊下の奥には紙芝居、絵本の本棚を置き、好きな本などをいつでも読めるようにしています。乳児クラスは遊びの部屋と食事の部屋を低い柵で仕切り、カラーコップ、ボール、ぬいぐるみ、人形、おんぶひもなど、軟らかくてつかみやすいおもちゃを用意しています。伝い歩きをする子どもは仕切りの柵やサークルベッドにつかまって歩き、這い這いする子どもは廊下や階段を利用しています。各保育室には、職員手作りの様々なおもちゃや教材(キッチン、ベンチ、消防車、ボタン練習玩具、ボール、お手玉、サイコロなど)があり、保育の中で活用されています。今回の家族アンケートでも、子どもの遊びや、おもちゃ、教材に対する満足度は93%と高い評価となっています。

3.子ども一人一人に対するきめ細かな支援と指導
平均在職年数が約13年と経験豊富な職員が多く、長年培われた保育技術や知識の高さにより、子ども一人一人にきめ細かな支援、指導が行われています。指導計画にも工夫をしており、発達・発育に個人差の大きい、乳児の月間個別指導計画に、家庭との連携欄を設け、「○日より幼児食へ移行」「トイレットトレーニングについて話をする」などを記載しています。また、3~5歳児の月間指導計画については、「できた」「できなかった」だけの評価に偏らないように、評価・反省欄を「子どもの評価」と「職員の自己評価」に区分し、子どもの心情、意欲、態度の評価に加え職員自身の評価と振り返りを行い、次期に繋がる評価・反省ができています。今回の家族アンケートでも「基本的生活習慣の自立に向けての取り組み」および「遊びを通じて保育者とのかかわりが十分か」について、いずれも98%と高い満足度となっています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】

1.園内研修の開催による一層の職員の資質の向上を
職員の役割、経験などに応じた研修計画が立てられており、職員は横浜市青少年局や大学などで開催される外部研修を積極的に受講していますが、研修結果は研修報告や職員会議などを通して、各職員に伝えられています。全職員について一層のレベルアップを図るため、「個人情報保護・子どもの尊重」「感染症について」など具体的なテーマを設けて、年間を通しての定期的な園内研修の開催が望まれます。

2.保護者に対する園の基本理念や方針の周知
家族アンケートで、「園の基本理念や基本方針の認知」の質問に「よく知っている」「まあ知っている」の合計が68%と低い水準に留まっています。園では入園説明会やクラス懇談会などを利用して保護者に説明していますが、保護者の十分な理解には至っていません。
園だよりやクラスだよりに記載したり、園内掲示を行うなどの工夫により、さらなる認知度の向上が期待されます。