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港北コスモス保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 港北コスモス保育園
所在地 〒223-0058  横浜市港北区新吉田東5-78-24
電話番号 045-716-8297
評価年度 平成27年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2016年04月25日
結果に要した期間 7ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成27年9月14日 ~平成28年1月25日 
全職員が自己評価票に記載したものを、職員会議などを通して検討し、その結果を園長・副園長・主任・副主任がまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成28年2月17日、第2日目平成28年2月19日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長、職員2名に面接ヒアリングし、および子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成27年12月10日~平成27年12月25日 
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成28年2月17日、19日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】

1.立地および施設の概要
港北コスモス保育園は、平成24年4月に開園し4年目を迎えています。東横線綱島駅からバスで10分、新田農協前バス停からすぐでバス道路と住宅地に隣接し、園舎396.41平方メートル (延床面積)、園庭162.12平方メートル、園児数定員60名で、現在62名の園児が在園しています。園の周辺には、畑や果樹園、公園、河川があり、緑が多く残っている地域です。
設置法人は社会福祉法人聖会で、1982年に福岡で開園し、福岡市を中心に現在5園の系列園があります。

2.特徴
(1)保育の考え方
「乳児における身体づくりや 五感の育ちを大切にすることと幼児における教育の実践が、人間形成の基礎と生きる力の源となり、子どもたちの就学に向けた大切な仕事である」 と考え、7つの保育目標を定めて取り組んでいます。

(2)専門講師による特別クラス
幼児(3~5歳児)ではイングリッシュクラス・ダンス、5歳児はバイオリン、2歳児はイングリッシュプレイを、子どもたちの世界観を広めたり健康増進を目的として取り入れています。

【特に優れていると思われる点】

1.多様な機会をとらえた異年齢交流
園では、月1回、幼児クラスを3グループに分け、遊びや食事を異年齢で行っています。大きい子どもと小さい子どものペアを決めて、手をつないで散歩に出かけ、公園で一緒に遊んでいます。バイキング形式の食事のときは、年長児が戸惑っている3歳児に声をかけてやり方を教え、自分たちで好きなものを選んで食事を楽しんでいます。
また、年長の子どもが、散歩から帰ってきた乳児を出迎えて、頭をなでたり手をつないでクラスまで一緒に行ったり、午睡明けの乳児の着替えを手伝うなど、日常的な異年齢交流のなかで、大きい子どもが自然に年下の子どもに手を貸したり、小さい子どもが大きい子どもにあこがれを持つ気持ちが育っています。

2.積極的な地域情報の収集
設置法人本部は福岡市に在り、法人が横浜市内に初めて開園した園です。園長は、横浜の保育について情報を収集するため、地元住民に声をかけたり、周辺の保育園に積極的に働きかけています。港北区の園長会で知り合った園長からは地域支援の情報を得て、園庭開放や育児講座を開催したり、他園研修先として受け入れてもらうなど、地域資源の活用や園の専門性を活かした地域支援に努めています。また、毎日使用する食材は、安心安全を確認して近所のスーパーから購入し、園のお知らせや行事のポスターを貼ってもらうなどの協力を得ています。

3.地域資源の活用と交流
近隣の情報を得て、子どもたちが散歩で馴染みになった新羽消防出張所には、勤労感謝の日に手作りの感謝状を手渡し、消防車の試乗や署内見学をさせてもらっています。近隣のデイサービスや高齢者施設を訪問して一緒に歌を歌ったり、園行事に招待するなど、交流を深めています。また、少し離れた高台の農家の畑(コスモス農園)を借りてサツマイモを栽培し、子どもたちが散歩がてら出かけて、植え付けから草取り、水やり、収穫までを体験しています。

【特に改善や工夫などを期待したい点】

1.幼児の保育室でも子どもが主体的に遊び込める環境の整備
乳児の保育室では、複数のコーナーを作り、好きな遊びに取り組める環境を整えていますが、3~5歳児が遊ぶ玩具は午睡明けから夕方のお迎えまで過ごすホール(収納庫)に置いてあり、各保育室は、子どもが自由におもちゃを取り出して遊んだり、一人で落ち着いて遊べる環境になっていません。幼児の保育室でも、生活の流れの中で子どもが自発的・主体的に遊び込める環境構成が期待されます。

2.保護者の意見・要望を聞く機会の更なる充実
保護者の意見・要望を聞く機会として、日々の情報交換、乳児の連絡帳、年1回の個人面談を主としています。利用者家族アンケートによると、「意見や要望への対応・職員が話しやすいか・相談事への対応・懇談会や個人面談の機会」の4項目で、「どちらかといえば不満・不満」の回答が平均25%となっています。クラス懇談会の設定は、来年度からとなっていますので、それらの機会を活用したり、送迎時の情報交換の折にも保護者の意見に耳を傾け、保護者の意見や要望を聞きだす努力が期待されます。