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青砥どんぐり保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 青砥どんぐり保育園
所在地 〒226-0022 横浜市緑区青砥町635-22
電話番号 045-933-8540
評価年度 平成27年度
評価機関 ナルク神奈川福祉サービス第三者評価事業部
結果公表 2016年03月01日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
:平成27年9月16日~平成27 年11月9日  
全職員が自己評価票の記載に参加し、乳児グループと幼児グループの職員間で話し合い、園長、主任が取りまとめました。
評価調査員による評価
(実施期間)
:第1日目平成27年12月9日 :第2日目平成27年12月15日
評価調査員が2日間園を訪問し、現場観察、書類確認、園長、職員2名に面接ヒアリングし、および子どもの観察を行いました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
:平成 27年10月20日~平成27年11月5日
全園児の保護者に、アンケート用紙と返信用封筒を園から渡して、園に回収箱を備え、無記名・密封の状態で評価機関が回収しました。
利用者本人確認
(実施期間)
:平成27年12月9日、15日
園児の1日の流れに沿っての保育園での生活状況を、観察を中心に行いました。また、園児と遊びや食事をともにしながら、会話の中から聞き取りました。

総評(評価結果についての講評)

【施設の特色】
1.立地および施設の概要
青砥どんぐり保育園は、JR横浜線、市営地下鉄グリーンラインの中山駅と川和町駅から歩いて15分、恩田川など自然の残る新興住宅地にあり、平成21年に公立保育園から現法人に民間移管され、現在0~5歳児101名が在籍しています。平成24年に鉄筋コンクリート2階建てに建て替えられ、築山や流水観察池のある園庭と、少し離れた所にドッジボールや走り回れる第二園庭があります。

2.保育の特徴 
(1)造形活動
日々のさまざまな体験を通して得たことを絵画・造形活動で表現しています。絵の具を80色用意し、0歳児から発達段階に応じて使用し、混ぜるとどんな色になるかを体感しています。毎年行われる「野外造形展」では、個人の作品やクラス毎の共同制作による作品を保護者や近隣の人たちに披露しています。
(2)食育の一環としての農業活動
食育活動の一つとして、土作りから始めて種から稲や野菜を育てて収穫し、クッキングに使ったり保護者と一緒におにぎりパーティーをしています。

【特に優れていると思われる点】
1.子どもたちの主体的な活動を育てる食農や造形活動と連動した豊かな体験
日々の保育で、食農や造形活動、園外活動に力を入れ、活動を通して子どもたちが主体的に取り組み、個性を育む支援しています。子どもたちは、個別のバケツで、稲作を土作りから始めて、稲刈り、籾摺り、精米し、収穫した米は、保護者と一緒におにぎりを作っておにぎりパーティーで味わっています。
造形活動では、散歩で拾ったどんぐりや松ぼっくりを使って制作したり、絵具の様々な色を知り、食農や散歩で体験した一人一人のイメージを膨らませ、表現しています。
食農や園外保育などの日々の活動と造形活動が連動して毎年の野外造形展に繋がり、子どもたちの自由な発想から広がる作品を地域の方に披露し、子どもの意欲や喜びとなると共に、地域交流の場ともなっています。

2.自然や生き物とのさまざまな触れ合い
保育活動の一つとして『自然の中で様々な体験をする』を掲げ、自然と触れ合うことを重視し、天候が許せば毎日、戸外活動を取り入れています。子どもたちは、園庭・第二園庭で遊ぶほか、自然の残る恩田川の河川敷や近隣の大小の公園に散歩に出かけ、季節の草花やアゲハの幼虫などの生き物に触れています。職員は、子ども自身が様々な動植物の様子を発見できるよう、声かけを工夫しています。
また、園庭に流水観察池を造り、散歩で捕まえたザリガニ、メダカ、沼えび、どじょうなどを放し、えさをやらなくても生きている様子を、子どもたちは興味深くのぞきこんでいます。2階の「生き物コーナー」では、ウーパールーパー、イモリ、カメなど小動物を飼育し、生き物の様子を身近に観察することで、命の大切さを学んでいます。

3.子育て支援や地域との交流
地域の子育て家庭を対象に、一時保育、月2回の交流保育(おはなし会、誕生会)、月2回の園庭開放を行っています。また、今年度は、園長が講師の「はじめての造形遊び~小麦粉粘土を使って~」、栄養士による「乳幼児のおやつ」をテーマとした育児講座を実施し、10組以上の親子が参加しています。
子どもたちは、公園や河川敷に散歩に行くときには地域の人と挨拶をし、畑や庭でとれた野菜をもらったり、子どもたちが種から育てた苗を公園愛護会に提供して一緒に苗を植えるなど、子どもたちが地域の中で育つことを大切にしています。
 
【特に改善や工夫などを期待したい点】
1.保護者との送迎時のコミュニケーションのあり方の見直し
全園児が連絡帳を持ち、乳児では毎日、エピソードなどを交えてその日の様子を記載し、幼児クラスでは必要に応じて利用するほか、送迎時に子どもの様子を口頭で伝えるよう努めています。しかし、利用者家族アンケートでは、送り迎えの際に子どもに関する情報交換について、22%の保護者が「どちらかと言えば不満・不満」と答えています。乳児の受け入れコーナーの設置で保護者と職員が接する機会が減ったことなども一因と思われます。連絡帳の手渡しの検討や、職員間の引き継ぎノートのより効果的な活用などで、保護者と一層のコミュニケーションを図ることが望まれます。

2.園の自己評価の公表
職員は、自己評価チェックリスト(156項目)で自己評価を実施し、園長が、職員一人一人と自己評価をもとに面談して内容をまとめ、職員会議に提案して検討し、課題を抽出して改善に取り組んでいます。しかし、園としての自己評価の公表は、行っていません。園の自己評価の結果及びその結果を踏まえた取組等について、園だよりや園のホームページへの掲載などが望まれます。