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くるみ保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成30年度)

基本情報

施設名 くるみ保育園
所在地 横浜市泉区下和泉5-18-15
電話番号 045-802-0974
評価年度 平成30年度
評価機関 株式会社 R-CORPORATION
結果公表 2018年12月19日
結果に要した期間 3ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成30年4月21日~平成30年7月21日
各グループに分かれての話し合い。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年9月3日 平成30年9月4日
評価調査者2名が、2日間を通し、保育園内の視察、保育内容、園児の観察、書類確認および園長、職員との面接、ヒアリングにより評価を行いました。乳児、幼児の食事の観察を行い、保育環境、子どもの遊びの様子および延長保育の観察を実施しました。
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成30年7月2日~平成30年7月20日
園から保護者へ配付し、園の玄関に置いていた回収箱に投函してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年9月3日 平成30年9月4日
1歳~5歳児対象に1日の生活を通して観察を行い、園生活、食事、遊び等を場面観察から考察をまとめた。

総評(評価結果についての講評)

【くるみ保育園の立地・概要】

●くるみ保育園は、地理的には旧大船ドリームランドの北側、旧米軍通信隊跡の西側に位置し、旧かまくら道「萩丸」バス停から西に折れ、「下和泉」バス停下車徒歩10分程度の、まだ畑や雑木林、竹林等の自然が多く残る住宅地の中にあり、近年、住宅地の開発が徐々に進んできている地域です。くるみ保育園は昭和39年に設立した伝統ある保育園であり、園舎は古き良き日の安心感を与える木造平屋建てで、広い園庭には四季折々の豊かな木々・草花が咲き、落ちついた穏やかな空気の流れる雰囲気を醸しています。次世代への園長交代があり、前園長のご退任と創立50周年を記念して園の門扉、園庭の改良が図られ、水はけの良い園庭に生まれ変わりさらに、遊び場の増設を行い、子どもたちの楽しい遊び場が完成しています。

●くるみ保育園は、地域と一緒に手を携え、大家族のような体制作りを行い、子どもを「伸び伸びと育てる」ことをモットーとして運営しています。地域の自治会、保護者会(父母の会)等の交流を大切にし、地域の盆踊りに園庭を提供し、地域と一体となって園作りに取り組んでいます。園舎内は園庭を正面に、廊下、中庭を挟んで左右に2棟と南側の園庭ベランダに沿って設けられた棟が3方向に構成され、4歳児の保育室はホールが設置された大きい保育室を活用し、ホールも活用しながら遊べる構造は特徴的です。2階には会議室、職員の休憩室を設け、2階から眺める開放感溢れる景色は職員の気分転換の一役にもなっています。定員は130名であり、保育室は、0歳児、1歳児、4歳児が1クラス、2歳児、3歳児、5歳児は2クラスを設けて運用しています。園庭は、自然と広さを生かし、「くるみランド」(滑り台等のある大型屋外遊具)、ブランコ、鉄棒、砂場、築山等が設置され、子どもたちは伸び伸びと十分に遊び回り、遊具を収めた大きな格納庫から自由に好きな遊具を出して楽しく遊んでいます。

【くるみ保育園の方針】

●くるみ保育園の理念は、「心に太陽を唇に歌を」を謳い、温かい雰囲気の中で、たくさんの遊びと数多くの体験を提供し、丈夫な身体と豊かな心を育む保育を実践しています。広い園庭、明るい園舎で子どもたちと保育士は一緒になって楽しく過ごし、日常的に、お話や絵本、紙芝居、お絵描き等で創造力・感性を養い、園児で俳句を作ったり、リズム遊び等で楽しく表現力を培っています。保育内容では、生命の保持・情緒の安定の「養護」の分野、健康、人間関係、環境、言葉、表現、食育の教育の各分野の保育を進め、子どもの発達段階に応じて保育目標や指導計画を立案し、それらに基づいた一貫した保育を実施しています。特に、月例差の大きい0歳児、1歳児、2歳児については、一人一人の発達に応じたゆるやかな支援計画を立てて日々の保育にあたっています。

≪優れている点≫

1.【発達に応じたプログラムの推進】

●くるみ保育園では、乳・幼児の生活の場である保育園として、健全な子どものあるべき姿である「動く」、「食す」、「休む」を着実に繰り返し、小学校就学時に全ての活動,指導計画が完結するよう年齢および個人の発達に応じたプログラムを作成して実施しています。自然に恵まれた環境、温かい地域の方々や保護者会(父母の会)に見守られる中で、様々な遊びと数多くの体験を通して丈夫な身体と豊かな心を育み、子ども一人一人が個性を持ち、人間として魅力のある子どもの育成に尽力しています。

2.【大家族制の中で子どもを伸び伸びと育てる】

●くるみ保育園では、地域の複数の自治会と交流を図り、地元の盆踊りには園庭を開放し、夏には地域のラジオ体操にも提供し、伝統ある保護者会(父母の会)の支援により、定員130人の園児は地域の方々と共に大家族のような生活を満喫しています。昨今、不審者等に対するセキュリティ重視のあまり地域と隔離された保育園が多い中、くるみ保育園は地域との一体感があり、コミュニティを確立し、子どもたちは大人との信頼関係を学び、伸び伸びと育まれています。

≪さらなる期待される点≫

1.【保育所の専門性を活かした相談機能】

●くるみ保育園は50年余りの歴史を重ねた由緒ある保育園であり、子育て支援の中には長年培った多くのノウハウが蓄積されています。地域とも活発に交流を図り、地域に溶け込んだ地域密着型の保育園として実績も多くあります。ただし、これまで地域と親密に培った実績はあるものの、蓄積された保育のノウハウを地域の子育てに活用できているかというと疑問が残ります。特に、若い核家族の世帯がこの地域でも増えてきていることを考え、専門家のアドバイス、保育園の資源が必要です。保育園の保護者のみに留まらず、地域の母親等への子育ての教え、定期的に子育て相談を実施する等、一層、くるみ保育園の取り組みに期待いたしております。