本文へジャンプ - トップメニュー|検索
トップページ > 健康福祉局 > 横浜市 よこはま福祉ナビ > 福祉サービス第三者評価 > わおわお仲町台保育園 第三者評価結果 保育分野(保育) 総括(平成29年度)
わおわお仲町台保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 わおわお仲町台保育園
所在地 都筑区仲町台5-6-11
電話番号 045-941-8033
評価年度 平成29年度
評価機関 株式会社 R-CORPORATION
結果公表 2018年09月05日
結果に要した期間 6ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成29年11月16日~平成30年1月23日
職員一人ひとりが自己評価し、クラス毎に1つひとつ確認した。その後は、園長、主任、クラスリーダーが主になりまとめていった。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年2月19日 平成30年2月20日
評価調査者2名が、2日間を通し、保育園内の視察、保育内容、園児の観察、書類確認および園長、職員との面接、ヒアリングにより評価を行った。乳児、幼児の食事の観察を行い、保育環境、子どもの遊びの様子および延長保育の観察を実施した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成29年12月4日~平成30年1月22日
各家庭数で配付、第三者評価の目的と流れを書面にて説明した。
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年2月19日 平成30年2月20日
0歳~5歳児対象に1日の生活を通して観察を行い、園生活、食事、遊び等を場面観察から考察をまとめた。

総評(評価結果についての講評)

●わおわお仲町台保育園の立地・概要

●わおわお仲町台保育園は、横浜市営地下鉄ブルーライン仲町台駅から徒歩で4分程度の駅前エリアの中にあります。港北ニュータウンの仲町台駅付近は、元は丘陵地帯でしたが横浜市営地下鉄ブルーラインの開通により、次駅のセンター南には都筑区役所を中心とする官庁街として活性し、そしてセンター北駅はショッピングモールを中心とした商業地域として発展しており、合わせて仲町台は落ち着いた閑静な住宅地として公園や緑が多い自然都市宣言をしている地域です。また、仲町台はファミリー層が多く、都筑区役所を中心に横浜の北の副都心として発展の著しい地域です。近隣には小川が流れる「せせらぎ公園」や、弥生文化に触れることができる「大塚・歳勝土遺跡公園」、貴重な歴史の公園の「茅ヶ崎城址公園」、「茅ヶ崎貝塚」、新栄高校等が点在し、新規開拓地域に伴い数々の遊歩道が整備され、自然豊かな公園・緑が多く、のびのびとした景色と調和した、ゆとりある街並みが広がる環境の地域です。

●わおわお仲町台保育園は、社会福祉法人わおわお福祉会(以下、法人という)の経営であり、横浜市に6園、川崎市に1園の認証保育園を運営し、関連のワオジャパン株式会社では学童保育を横浜市、川崎市に11拠点展開し、2017年にも2拠点開設しています。わおわお仲町台保育園は平成26年4月1日に設立され、現在、在籍児童109名(定員100名)の保育を実施しています。園舎は2階建てで屋上園庭を有し、1階玄関を入ると事務室、0歳児保育室、1歳児保育室があり、2階には4つのコーナーにそれぞれ2歳~5歳児の各保育室が配置されています。園内は独自の設計を凝らしたクライミングコーナーやヒノキを使用した大型遊具等を採用し、子どもたちが楽しく、快適に過ごせる工夫が施されています。園では、法人の基本理念である「ほめて」、「みとめて」、「はげまして」に沿い、職員一人一人が心を込めて保育に当たっています。

●わおわお仲町台保育園の保育の方針

わおわお仲町台保育園の保育目標は、1.「豊かな人間的ふれあいを通じて“人と人との信頼”の価値と尊さを身につけます。」、2.「子どもの社会性を培い、人間性を育むうえでの“正しい習慣”を身につけます。」、3.「面白いね!ふしぎだね!すごいね!という体験を豊富に積み重ね“創造性の芽生えとやる気”を育てます。」、4.「“もじ・かず・ことばへの興味や関心”を育てます。」、5.「人と人とのつながりを大切に“元気で明るく、笑顔であいさつできる子ども”を育てます。」、6.「やさしい気持ちを養い、忍耐力・正義感・自制心をもつ、豊かな心を育てます。」、7.「命の尊さを知らせ、慈しむ心と感謝の心を育てます。」をめざし、全職員で共通認識を図り、保育を展開しています。また、園独自の「知育」、「体育」、「絵画」の他、ネイティブスピーカーの先生による「英会話」、音楽を使った「リズム遊び」や「食育」教育等、幅広い独自カリキュラムを加えながら子ども中心の保育を展開しています。

≪優れている点≫

1.【ガウディア保育理論に沿った保育】
わおわお仲町台保育園では、「ガウディア保育理論」に沿った保育を実践しています。ガウディア保育理論とは、社会が変化し、初めて直面する状況が常に発生している現在、過去の知識や、決められたことを正確に早く処理する能力だけでは初めて直面する状況には役に立ちません。初めて出会う問題に対し、何をすればよいか理解し、いかに解決するかという能力であり、必要以上に教え込むことは、子どもが自分で考える機会を奪ってしまうことを鑑み、子どもの様子を観察し、その子に適切なヒントをあげたり、よく読み・考えてみるようになる問いかけをすることで、自分で“気づく”手助けをするのがガウディア保育理論です。子どもが本来持つ「学ぶ喜び」を引き出すことで、子ども自身で学ぶ姿勢が育ち、学習意欲が高まります。これに沿って、7つのカテゴリー「言語」、「流暢」、「数」、「空間」、「知覚」、「推理」、「連想記憶」のカリキュラムを構築し、子ども自身で体験できる、考える学習を実践しています。

2.【6つの特徴ある活動の展開】

わおわお仲町台保育園の保育の特徴に6つが挙げられます。それは、「知育」、「体育」、「英会話」、「絵画」、「食育」、「リズム遊び」、です。「知育」についてはカウディアの保育理論を展開し、「体育」では体育指導者検定有資格者から指導を受け、「英会話」は外部のネイティブな講師が歌と遊びを通して体を動かしながら、英語のリズムや発音で話し、英語への興味・関心を育てています。「絵画」については研究発表会を6年間継続し、子どもたちが様々な画材や素材に触れることで観察力、創造力、表現力を養っています。「食育」活動では野菜等の栽培から調理体験を行い、「食を営む力」の基礎を身につけています。「リズム遊び」は音楽を使って、身体的、感覚的、知的に優れた子どもの育成を目指しています。これら6つの取り組みは、法人系列園全てで展開している特徴的な項目です。

3.【健康な心と体を作る食育】

わおわお仲町台保育園では特に、食育に力を入れて取り組み、野菜等の栽培や調理へのかかわりから「食を営む力」の基礎を身につけるよう工夫しています。栽培や調理を通して生命の尊さと不思議を学び、「食を営む力」の根幹を養っています。具体的には、毎月1回の食育(調理)活動を実施し、近隣の農家と提携し、さつま芋ほりや、ジャガイモ、野菜、えび豆等の栽培を土に触れながら体験する機会を設けています。園の周辺は自然も多く残り、畑もあるので食育には適した環境を存分に生かしています。食事内容では、4月から「和食」に着目し、献立に取り入れるよう工夫しています。比較的近くに法人系列園が7園あり、各園の栄養士で検討する機会を設け、各園の栄養士は研鑚を図りながらより良い献立作りに努めています。また、年2回程度はバイキングを実施し、子どもが好きな食事を楽しくみんなで摂る機会も提供しています。保育園の時代はいろいろな知識を吸収すると共に、基礎体力を付ける期間であることを踏まえ、わおわお仲町台保育園では食育により健康な「心と体」作りに努めています。

≪さらなる期待がされる点≫

1.【さらなる職員の資質向上】

法人の理念とする、子どもが遊び、育ち、成長することができる環境、子どもを育成する保育理論、外部講師の活用と保育の環境、マニュアル、ツール共に整備されています。加えて、保育士の力量による面は保育におよぶ影響も大きいと考えます。園の展開、拡大に合わせて、中堅職員が巣立って行き、新しい職員が配置されていく環境を踏まえ、そのような期間は一時的であっても保育士の力量が問われることを踏まえ、ボトムアップが不可欠に思います。今後さらに、ガウディア保育理論を保育士にも活用し、初めて出会う問題に対して瞬時の理解・判断力、解決力の体験を積み重ねる機会を持ち、事象に対して職員個人で考える習慣が養われることにより園全体の「力量」にもつながると思います。一層の研鑽を期待いたしております。