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パレット保育園・たまプラーザ 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成26年度)

基本情報

施設名 パレット保育園・たまプラーザ
所在地 横浜市青葉区美しが丘1-1-2たまプラーザテラスゲートプラザ3F
電話番号 045-905-0837
評価年度 平成26年度
評価機関 株式会社 R-CORPORATION
結果公表 2015年04月10日
結果に要した期間 4ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
2014年12月15日~2014年12月16日
訪問調査(観察・視察・ヒヤリング)
施設長・職員への面接調査
園児面接
評価調査員による評価
(実施期間)
2014年12月15日~2014年12月16日
評価調査者3名が、2日間を通し、保育園内の視察、保育内容、園児の観察、書類確認及び園長、職員との面接、ヒアリングにより評価を行なった。1日目に乳児、幼児と散歩に同行し、幼児と共に食事を一緒に行い、延長保育の観察を実施した。2日目は本人調査を行なった。
利用者家族アンケート
(実施期間)
2014年10月末日~2014年11月21日
アンケート
利用者本人確認
(実施期間)
2014年12月16日
4歳児、5歳児対象に園から選ばれた12名を4歳,5歳児各6名を、2回にわけて各30分、質問6項目のインタビューを個々に行い、集計・分析し、考察をまとめた。

総評(評価結果についての講評)

総合評価(優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項等)
●パレット保育園・たまプラーザの立地・概要
パレット保育園・たまプラーザは東急田園都市線たまプラーザ駅のたまプラーザテラスGATEPLAZAの3階にあります。たまプラーザは東急田園都市の都市計画に沿って造られた街で、「たまプラ」の愛称で若い世代の多い地域です。駅周辺では駅ビル内のショッピンゲモールに併せて道を隔てて東急百貨店があり、それに連なる商店街、駅を中心とする住宅地が計画されています。通りには、桜やはなみずきなどの街路樹が連なり、野鳥も多く、自然環境が整備された街です。たまプラーザテラスでは季節に応じたイベントも開催され、パレット保育園・たまプラーザとしても夏祭りなどには、噴水の広場で行う盆おどり、おみこしなどに参加し、七夕の催しでは子どもたちが短冊に願い事を書くなど協力関係を構築し、商業施設内の行事などに積極的に参加しています。給食で使用する食材などは、たまプラーザテラスNORTHPLAZAである東急ストアから仕入れています。このように、たまプラーザテラスと協調しつつ、地域に溶け込むよう園の運営に取り組んでいます。
●パレット保育園・たまプラーザの保育の方針
パレット保育園・たまプラーザの理念は、1「大きな家族」、2「感性・知性・体力を培う」、3「自立と自尊と自律」であり、それが保育の方針の基本となっています。1「大きな家族」では、文字通り一人ひとりを大きな家族の一員として認め、役割を認識させ、愛情を持って保育に当たっています。2「感性・知性・体力を培う」では一人一人の子どもを見極め、発達過程に応じて、この3つのポイント三位一体のバランスの取れた保育・教育を行なっています。3「自立と自尊と自律」では、子ども一人一人が意欲的な生命力を発揮出来るよう自立、自尊、自律の精神を大切に育てます。これら理念は子どもを尊重し、最善の利益を第一義にしたものとなっており、理念に沿って策定された保育課程は各年齢別の年間指導計画に展開され、保育の基本となっています。子どもの成長を考慮し、子どもの意思を汲み取り、スタッフの連携によって、1対1の関わりができる環境をつくるようにし、計画の推進については、柔軟に最善を目指して展開しています。
≪優れている点≫
1.「パレット学習タイム」の推進
運営母体である株式会社理究では、幼児教育30年の研究・実践の中の1つに「絵本育脳プログラム」があり、そのプログラムを保育園教育の中で「コトバの森」と名付けて展開しています。ねらいは「感性を磨き」「知性を育み」「体力を養う」の3つの柱を基に、各年齢相応の発達過程に合わせ、幼児期に必要な「チカラ」を育んでいきます。「コトバの森」では年間50冊の厳選した絵本・お話を題材に、絵本の読み聞かせを専任の幼児教育のプロたちが、保育士とのコラボレーションをしながら実践しています。さらに、その読み聞かせをしたお話しなどを題材として、題材を活かした教材を使用してことばのセンスを磨いていくプログラムで、言語感覚を豊かにしたり、語彙を数多くすることにより、「心を豊かにしたり、知性を養う」ことで、学力構造の基盤を作ることに繋がると考え、「心と脳」を健やかに育んでいます。これらは、パレット保育園の目指す保育方針である、「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」の5領域の育成につながり、特に「言葉」「表現」の育成として考えています。また、絵本にちなんだ献立を取り入れ食育に活かしています。例えば、子どもに人気の絵本シリーズ「ぐりとぐら」には、卵を使って作った大きなカステラを森の動物たちと一緒に食べる場面が登場し、そんな「ぐりとぐら」に登場するカステラを、ホットケーキに見立てた「ぐりとぐらのホットケーキ」や「はらぺこあおむし」にでてくるジャムマフィンなど、“絵本からうまれた子どもたちが喜ぶレシピ”として活用しています。
2.運営要項による課題の提示と展開
スタッフ用保育ハンドブック、スタッフできたかな表、規程集、就業規則、運営要項など統一された管理資料を基に、全園で統一された保育が展開されています。スタッフ用保育ハンドブックでは保育の判断基準が定められていて、全職員(非常勤職員を含む)に配布し、規程集、就業規則は誰でもみられるところに設置し、それに見合った保育の展開に努めています。スタッフできたかな表は人事考課にからむ個人の自己目標、反省を行うことにより、自己啓発にも活用しています。パレット保育園の特に優れている点は、保育事業部発行の運営要項です。運営要項は毎月発行し、保育園の当月運営指針を示し、職員に配布し、活動の標準化、平均化、地域差の解消などの効果もあり、その詳細な内容は各園を横断した職員全体の総合的スキルアップに寄与しています。「ハンドブック」等については年1回の見直しを図っています。毎月配信される「運営要項」に地域性等を加味した形で実践していますが、地域性や目標の多様化もあり、園独自の長期的な計画を立てる必要性も検討して行きたいと考えています。
≪更なる期待がされる点≫
1地域・近隣との交流
パレット保育園・たまプラーザは開所して丸4年余、福祉関係者との交流、園長会、幼保小連絡会への参加、たまプラーザテラス管理側との協働などを実施していますが、近隣に民家が少ない点がポイントとして存在します。園児はお散歩時などに、テラス関係者や通勤、通学する人たちと朝夕の挨拶を交わすなどしていますが、近くの住民との交流はなかなか難しい状況です。園として、地域に根付くためにもこの点の打開は必要と考えられます。駅近園の保育園としての地域・近隣との交流の進め方を考慮し、たまプラーザテラスに係わる以外の地域の人たちとのコンタクトを考えて行くことが必要です。例えば、町内会関係者から情報を得て地域住民の活動に参加する機会を設け交流を展開するなど、また、子ども一時預かり(キドキド)の参加者などの「幅」を広げる考案などを含め、さらなる今後の取り組みに期待いたします。