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明日葉保育園長津田園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成29年度)

基本情報

施設名 明日葉保育園長津田園
所在地 横浜市緑区長津田1-18-11
電話番号 045-507-6611
評価年度 平成29年度
評価機関 株式会社 フィールズ
結果公表 2018年03月22日
結果に要した期間 5ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成29年11月20日~平成30年1月9日
全職員が合議して自己評価を実施し、施設としてまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成30年2月9日、平成30年2月15日
評価調査員が訪問し、施設の見学、資料確認及びヒアリング等で実施した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成29年12月4日~平成30年1月9日
施設から利用者家族へ配布し、返送は直接家族より評価機関に郵送してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
平成30年2月9日、平成30年2月15日
訪問調査時に保育見学、食事や活動場面を観察して行った。

総評(評価結果についての講評)

総合評価 (優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)

[施設の概要]
 
 明日葉保育園長津田園は東急田園都市線・JR横浜線「長津田」駅から徒歩10分程の緑豊かな住宅地に位置しています。長津田園は法人で初めての認可保育所として平成24年4月に開設されました。
 鉄骨造り2階建ての日当たりの良い園舎は、見晴らしも良く、園庭や園舎からは眼下に横浜線の電車や国道246号線を走る車が見えて、子どもたちを楽しませています。
 園は定員60名で、現在は0歳から5歳児までの63名を受け入れています。
法人全体としての保育理念「子どもの明日を育み、今日を支える」をもとに「子どもが今日を最もよく生き、望ましい『明日』を創りだす力の基礎を培う」を保育方針として日々の保育を行っています。
 運営法人「葉隠勇進株式会社」は創業して55年になり「人を大切にし、育てる」ことを企業文化とし、フードサービス事業から開始しています。女性職員が多く、女性が働きやすい会社作りに取り組む中から保育所運営や子ども家庭センター、学童クラブなどの子育て支援事業に発展しています。


≪優れている点≫

1.一人一人の子どもを大切にし丁寧に関われる環境を整えています

 保育理念に「子どもの明日を育み、今日を支える」を掲げ、一人一人の子どもと丁寧に関わり、大切にできるよう環境を整えています。園は定員60名の小規模保育園で、各クラスは6名から12名の少人数ですが、可能な限り全クラスが複数担任になるように配慮しています。常勤の看護師が配置され、子どもの健康や衛生面でも専門的な関わりができ安心につながっています。
 開園時間は午前7時から午後8時までで、希望者には夕食提供も行っています。少人数で落ち着いて過ごせるように、年齢別の保育室が整備され、1階には多目的に使えるホールが設置されています。ホールは体操教室やリトミック、合同での昼食などに使われ、子どもたちがのびのびと活動できる空間となっています。
 少人数クラスで保育をする中で、職員は子どもや保護者と丁寧に関わり、「その子らしさ」を大切にした手厚い保育を実践しており、園全体で一人一人の子どもの成長を温かく見守っています。


2. 乳幼児期は食の基本を作る時期として、豊かな食育活動を展開しています

 運営法人の給食事業での実績をもとに、食育は生きていくための基本と考え食育活動に力を入れて取り組んでいます。食育について、年齢ごとに「年間目標」「食事」「栽培」「実物体験」の項目を設けた年間計画をたてて、子どもの発達に応じた活動を展開しています。献立は園の栄養士が作成し、旬の食材で新鮮・安全な多種類を使い、素材の味を活かした薄味に調理して昼食・夕食・おやつを提供しています。献立にはほうとうやピロシキといった郷土料理や世界の料理を取り入れて、子どもの日にはこいのぼり型のご飯にする、ランチルームでの食事など、工夫を凝らし子どもたちが楽しく興味を持って食べられるように努めています。
 毎月1回「エプロンDAY」を設けてランチョンマットの玉ねぎの皮染めや餅つきなど楽しい企画を立て、年齢に応じた体験をしています。幼児クラスではオクラ・ゴーヤ・ナス・プチトマトなどの夏野菜の苗を買いに行くことから始まり、育て、収穫して、皆で調理してピザにして食べる体験をしています。また、年齢に応じた調理器具(3歳児はハサミ、4歳児はピーラー、5歳児は包丁など)を使っての調理体験も行っています。子どもたちは豊かな食育活動を通して様々な体験を重ねています。


3.様々な角度から 職員の人材育成に取り組んでいます

 「職員育成研修計画」や「コンピテンシーシート(能力自己評価シート)」「年齢別情報交換会」「現場力レポート」「社内大学」など、様々な角度から人材育成に取り組んでいます。「職員育成研修計画」は経験年数や役割ごとに階層化し、必要な知識や技術、研修が個人ごとにわかるようになっています。
 また、成果につながる行動特性を人事考課に取り入れた「コンピテンシーシート」(能力自己評価シート)を作成し、園長と面談しながら進めています。
 法人内で「年齢別情報交換会」を行い各保育園の取り組みや課題について話合い、保育の参考にしています。情報交換会はクラス担任が出席して、法人の全保育園が集まっては年2回、横浜エリア内では毎月行われ、個々の研鑽の機会となり保育士の資質向上につながっています。
法人本部で取り組んでいる「現場力レポート」(現場の力を高める取り組み)を利用して、業務改善の提案と課題解決に向けて職員全員で取り組んでいます。最近のものでは、朝夕の長時間保育の時間帯に子どもたちが現在どこにいるのかが一目でわかるボードの表を作成し、保育に活用しています。


≪努力・工夫している点≫

1.専任職員による体操教室を実施して、身体を動かすことを楽しめるように指導しています

 運営法人では身体を動かして遊ぶ機会が減少している子どもたちに、スポーツに親しみ、身体を動かすことの楽しさを伝えたいとの目的から、幼児クラスで「体操教室」を実施しています。「体操教室」の講師は、法人が専任の職員を採用しており、2人1組で系列保育園を週に1回巡回しています。年齢ごとの年間計画をたてて鉄棒・マット・跳び箱・縄跳び・ボール遊び・平均台・プールなど子どもの発達段階に合わせた運動で、体を動かすことを楽しめるように指導しています。保育士もサポートする中で学び、保育に取り入れています。法人職員による専任講師のため、園職員との連携も密に取れ一丸となって子どもの成長を支える体制があります。


≪課題や改善することが期待される事項≫

1.保育士自己評価の更なる活用で、保育の質の向上が期待されます

 年に一回、運営法人共通の項目で、保育士の自己評価とともに保護者アンケートを実施しています。全職員で振り返りを行い、保護者アンケート結果を設問ごとの一覧表にし、自己評価結果は「保育園における自己評価」として今後の改善方向について文章にしています。結果は掲示するとともに、運営委員会で公表しています。
 保育士は自己評価結果を自らの保育の振り返りにしていますが、園全体としての集計・分析を踏まえた保育所の自己評価は行われていません。個々の結果を詳細に集計・分析して保育所の自己評価として課題を明らかにし、具体的な改善策を検討して更なる保育の質の向上につなげることが期待されます。