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みどりさくら保育園 第三者評価結果 保育分野(保育)

総括(平成27年度)

基本情報

施設名 みどりさくら保育園
所在地 横浜市緑区十日市場町1258-86
電話番号 045-984-8582
評価年度 平成27年度
評価機関 株式会社 フィールズ
結果公表 2016年03月16日
結果に要した期間 7ヶ月

評価方法

自己評価
(実施期間)
平成27年10月1日~平成27年12月28日
全職員が協議して自己評価を実施し、施設としてまとめた。
評価調査員による評価
(実施期間)
平成28年2月16日、平成28年2月23日
評価調査者が訪問し、施設の見学、資料確認及びヒアリング等で実施した。
利用者家族アンケート
(実施期間)
平成27年12月25日~平成28年1月16日
施設から利用者家族へ配布し、返送は直接家族より評価機関へ郵送してもらった。
利用者本人確認
(実施期間)
平成28年2月16日、平成28年2月23日
訪問調査時に保育見学、食事や活動場面を観察して行った。

総評(評価結果についての講評)

総合評価 (優れている点、独自に取り組んでいる点、改善すべき事項)

[施設の概要]

 みどりさくら保育園は平成17年4月1日開設の、0~5歳児まで定員60名の保育園で、現在は71名の子どもたちを受け入れています。運営主体は社会福祉法人 和枝福祉会で保育園のほかに、横浜市の地域ケアプラザ、障がい者支援施設、母子生活支援施設の運営をしています。保育園はJR横浜線十日市場駅から徒歩5分程の、ゆるやかな坂の上の住宅地に位置しています。周囲には大小の自然豊かな公園がありお散歩で訪れたり園外活動で利用しています。
 基本理念のもと、「あいさつをしよう」「なんにでもチャレンジ」「聴く耳をもとう」を園目標として保育を行っています。


≪優れている点≫

1. 子ども一人一人に寄りそうための情報の共有化に努めています

 職員は子ども一人一人を受けとめ、子どもが意欲的に物事に取り組めるよう、日々努力をしています。職員会議、週案会議は毎週、給食会議は月3回、乳児・幼児会議は月1回行われ、毎日丁寧に記録している子どもの情報をもとに、報告と計画検討が行われています。また毎月開催される内部研修や、2ヶ月に一度開催している非常勤職員勉強会では、具体的な保育内容の実践報告や改善の検討、確認が行われ、全職員が情報を共有しています。

2. 保育力の向上に熱心な取り組みを続けています

 園内に活動グループ「食育」「事故対策」「感染症」「保育内容、表現」を設け、全職員がいずれかに所属し、それぞれのテーマで積極的に活動しています。内部研修時に、活動報告を行っています。また保育の専門家(大学教授)に2ヶ月に一度、実際の保育場面を見てもらい、アドバイス・指導を受けています。他園に協力をお願いして、保育実習研修も行っています。各会議や内部研修での報告などで、職員は全体の保育の流れを理解し、連携を取りながら、保育力向上に努めています。

3. 子どもの興味や関心を引き出す丁寧な食育に取り組んでいます

 おいしく食べることは「生きる力」の基礎であり、子どもたちに食に関わることの興味や関心を引き出す目的で食育プロジェクトチームを作り、栄養士と保育士2名を中心に全職員で栽培、クッキング、集会など計画的に取り組んでいます。クッキングの一例としては、子どもたちが栽培したトマトでソースを作り、ピザを作りました。幼児の食育集会は保護者も参加し、いわしの背開きを体験したり、食事のマナーを学ぶ時間もあります。昨年度は実物大の魚(ブリ、サバ、タイなど)を紙にプリントしたもので魚の形や大きさを実感し、そのあとには、子どもの発言がきっかけとなって魚釣りに発展しみんなで楽しみました。さらに食事に関し、職員の援助が適切かどうか客観的に確認するためにビデオを撮り、園内研修として全職員で振り返りを行い、さらなる改善に努めています。

4.保護者との交流連携に努めています

 お迎え時には担任ができる限り口頭で、子どものその日の過ごし方やエピソードなどを保護者へ伝えています。全園児に連絡ノートがあり保護者との連絡手段として活用しています。昨年度からクラスごとに日常の保育を写真に撮り、担任のコメントなどを添えて「○○クラスの1日」として保護者に情報提供しています。昨年度の各クラスの1年分の「〇〇クラスの1日」ファイルは玄関に常置し、子どもたちの様子を見ることができます。1年間のクラスごとの保育の流れや子どもの過ごし方や取り組みの様子が分かり、次年度の子どもの成長をイメージしやすいと熱心に閲覧する保護者もいます。
園での保護者が参加する行事(懇談会、夏祭り、親子遠足、生活発表会など)のほかに、日常的な行事(プール開き、もちつき、お楽しみ会、節分、ひな祭り、交通安全教室、誕生会)にも保護者参加を自由としています。また保育参加は一年中いつでも好きな時に参加できる仕組みになっており、子どもの育ちを共に喜んでいます。


≪改善することが期待される事項≫

1.不審者侵入を防ぐさらなる具体的な改善対策が期待されます

 不審者対応訓練を年2回行っているほか、民間警備会社と契約し、非常時には通報できる体制を整えています。しかし、保護者アンケートでは外部からの不審者侵入を防ぐ対策について「どちらかといえば不満」28、6%、「不満」10、7%の結果となっています。不審者対応の周知を含め保護者の不安が軽減するような具体的な改善への検討が期待されます。

2.要望、苦情のデータ化が期待されます

 要望、苦情は、職員会議などで全職員に周知し、迅速に解決できるようにしています。しかし日常的な要望や意見も含めて、記録が十分とは言えません。開設後10年を経過し、今後もより良い保育、運営を続けるために要望や苦情をデータとして蓄積整理し、解決に活かすことが期待されます。

3.中長期計画と人材育成計画の策定が期待されます

 園では単年度の事業計画書を作成していますが、中長期計画の策定には至っていません。園の運営状況や今後の園の方向性などについて検討をしており、具体的な取り組みとしての、中長期的な視野に基づいた計画の策定が期待されます。また園運営を支える人材についても、個々の職員や主任に期待される役割・水準、人材育成の方法などを明文化し、研修計画や職員の自己評価に関連付けた効果的な育成が期待されます。